皮膚疾患について その2

皮膚疾患の食事管理について

健康な皮膚を保つために、小型犬または猫おいては、体内に取り入れた栄養素(タンパク質)の約30%が利用されています。皮膚疾患のケースでは、皮膚細胞の健康を向上するために、皮膚疾患に適した食事療法食を与えることが重要です。皮膚疾患を食事(フード)以外の方法により治療するときでも、健康な皮膚に再生するには、栄養学的な観点からバランスの良いフードを与えることがカギになります。

療法食のポイント

皮膚疾患の際に用いられる食事療法食は以下のような点に配慮してつくられています。

・食物アレルギーの原因になりにくい原材料を選別して使用する。
・消化性にこだわり設計する。
  
例:加水分解されたタンパク質やアミノ酸など

消化が良いとすぐに分解されて、分子が小さくなり、アレルギーに関する免疫細胞に認知されにくくなる

・皮膚の健康についてサポートする栄養素をフードにより補うことを意識する。

おやつについて

治療をより効率的、効果的にするためには、原則としておやつを与えることは避けましょう。食事療法食によって調整された栄養バランスを崩してしまう可能性があるので、原則的におやつは避けて下さい。どうしてもおやつ与えたい場合は獣医師に相談し決めて下さい。また、人と犬や猫が必要とする栄養素バランスは異なります。そのため、人と同様のごはんやおやつばかりを与えていると、皮膚の状態に悪影響が出てしまうことがあります。可愛いペットだからこそ正しい食事を与えて健康を第一に考えましょう。

食事療法食のポイント

人にとっては完璧といえる栄養素を食事から摂ったとしても、それが犬や猫にとってバランスがいいとは限りません。犬や猫にとってはバランスの悪い食事になってしまうので、人と犬や猫の栄養バランスを同一視には注意しましょう。

症状が快方に向かったら…

状態が改善された場合、その後も健康な皮膚を維持するための食事(フード)については獣医師に相談します。そこで、その後の対応について検討していきます。皮膚は食べ物により作られています。ですので、今後も皮膚の健康を考えた食事を続けることが犬や猫の健康に大きく繋がります。

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