食物アレルギーについて その2

犬猫のアレルギーの対処方法

アレルギーの基本的対処方法としては、身のまわりからアレルゲンを排除してあげることです。例えば、ダニが原因なのであれば、アレルギーであるダニのいない清潔な環境を整えてあげ、食物アレルギーならアレルギー物質とされている物質を含まない食事を与えるのが一番いい対象方法です。食物がアレルギーの原因となる例はすくないのですが、アレルギーは複数の原因が重なって起こっている場合があるため、食事以外が原因のアレルギーと診断された場合でも、与えている食事を変更する事で症状が緩和される場合もあります。

食物アレルギーの食事管理について

獣医師の指導の下で食事管理は行いましょう。食物アレルギーは、名称の通り、食事の内容が原因で起きるアレルギーですので、基本的にはその原因となっている食べ物を与えなければアレルギー反応も無くなります。具体的には過去に食べたことないたんぱく質を選択する事になりますが、できるだけ消化性の高い良質のたんぱく質を出来るだけ種類を限定して与える必要があります。
このような食物アレルギーの犬猫のためにたんぱく質を限定した食事療法を「除去食」と呼びます。全てのたんぱく質がアレルギーを引き起こす可能性があるのですが、消化性の良いたんぱく質であれば、すぐに消化され、分解し、小さい分子になるため、免疫システムが反応しにくくなります。最近ではある程度「消化」「分解」したたんぱく質を使用し、アレルギーの原因になりにくい食事が開発されています。食事アレルギーの食事管理は、死ぬまで付きまといますので、獣医師の指導に従い継続していきましょう。

アレルギーを回避する食事療法食のポイント

食物アレルギーに用いられる食事療法食は下記のように配慮して製造されています。

・食物アレルギーの原因となりにくい原材料を使用
・加水分解されたたんぱく質を使用して消化性を高く設計しています。

消化が良ければすぐに分解されますし、アレルギーに関わる免疫細胞に認識されにくければアレルギー反応も起こりにくくなります

・アレルゲンの侵入を考慮し、皮膚や腸が持つバリア機能の健康に配慮しています。

リスクの少ないタンパク源とは

① 今までに摂取したことがないもの
食物アレルギーは食べたものに対しては起こらないため、過去に与えた事のないタンパク源(原材料)を使用し、与える事が有効です。

② 消化吸収がよいもの
消化がよいタンパク質は体の中で小さい分子に分解されるので、アレルゲンとして体に認識されにくいのです。

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